三つの文字A、<、>を用いて文字列を作り、その文字列に文字の並び方によって様々な意味を与える。そのうち一つの意味に「実行」があり、ここでは、文字列Aは1 文字だけでも「実行」の意味を与え、文字列<と文字列>には共に1 文字だけでは「実行」の意味を与えないこととした。
このとき、文字の並び方に関して、次のルールを適用する。
ルール
- 「実行」を意味する文字列の右隣に、「実行」を意味する文字列があるものは、これ全体を一つの文字列としてみることで、この文字列は「実行」を意味する。
- 「実行」を意味する文字列の左隣に<があり、かつ、右隣に>があるものは、これ全体を一つの文字列としてみることで、この文字列は「実行」を意味する。
- 文字列全体が「実行」を意味するものだけが「実行」を意味し、文字列の中の他の文字列と組合せても「実行」を意味することができない文字列が一つ以上残っているときは、その文字列全体は実行」を意味しない。
例えば、AAA や<A> は「実行」を意味するが、<AA や>A< は「実行」を意味しない。このとき、「実行」を意味する文字列は、次のうちではどれか。
1.<<AA<A>>>
2.A>A<<A>
3.A<>A<A>A
4.A>A<<>>AA
5.AA<A><A><

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正答 1
1 AA<A>は、1つ目と二つ目の条件より三つの実行を意味する文字列が合わさっている。その両側に<>が二組追加されており、2つ目の条件より実行を意味することとなる。
2 二つ目のAの両側に><がついており、三つ目の条件より実行を表すことができない。
3 <>という文字列があり、これは実行を表すことができない。
4 A>Aという文字列があり、実行を表すことができない。
5 一番右の<があることにより、実行を表すことができない。