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2023 刑務官 No.25 

我が国の天気に関する記述として最も妥当なのはどれか。

  1. 冬は、シベリア気団が発達すると、南高北低の気圧配置になり北西の偏西風が吹く。強い冬型の気圧配置が続くと太平洋側では大雪となることがある。
  2. 春は、移動性高気圧と温帯高気圧が交互に通過して、晴れが続く安定した温暖な気候となる。また、黄砂が季節風に流されて飛来することがある。
  3. 夏が近づく頃にオホーツク海気団と小笠原気団の境目にできる温暖前線を梅雨前線という。梅雨の初期に東から湿った空気が大量に流れ込むと、集中豪雨になりやすい。
  4. 夏は、強い日ざしにより地表付近の大気が温められると、局地的な上昇気流が生じ積乱雲が発達しやすい。積乱雲は、激しい雷雨をもたらすことがある。
  5. 秋は、台風が接近することが多く、北から湿った空気が大量に流れ込むと豪雨が発生することがある。台風は、日本の北方海上で発生し、偏西風に流されて南下してくる。

 初級スーパー・過去問ゼミ自然科学 |高卒程度・社会人向け

正答 4

1 誤り。シベリア気団が発達し、日本の西側に高気圧、東側に低気圧が発生し、西高東低の気圧配置となる。そのためシベリア気団から東側に冷たい北西の季節風が吹く。偏西風ではない。

2 誤り。移動性高気圧(温暖高気圧)と温帯低気圧が交互に通過して、不安定な天気となる。

3 誤り。梅雨前線は温暖前線ではなく、停滞前線。梅雨の集中豪雨は海水温が高くなる梅雨の末期に多い。

4 正しい。

5 誤り。南から湿った空気が大量に流れ込むと豪雨となる。台風は日本の南海上で発生し、太平洋高気圧のふちに沿って北上し偏西風に流されて北東に進むことが多い。



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公務員試験過去問研究
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