第二次世界大戦後の南・東南アジアに関する記述として最も妥当なのはどれか。
- 第二次世界大戦後、アジア各地で独立を目指す動きが強まり、1950 年代、英国からインドやインドネシアが、フランスからタイやフィリピンが、オランダからマレーシアが独立した。
- 東西冷戦の中、南・東南アジア諸国とアフリカの新興独立国は、シンガポールで開催したアジア・アフリカ会議で合意後、東西両陣営に対抗する軍事同盟を創設し、第三世界と呼ばれた。
- インドとパキスタンは、ビルマ(ミャンマー)の帰属などをめぐって、軍事衝突を繰り返した結果、1970 年代にビルマがパキスタンから、セイロン(スリランカ)がインドから独立した。
- インドネシアやタイなどの国々が、1960 年代に東南アジア諸国連合(ASEAN)を結成した。その後加盟国が増え、現在では経済成長、社会・文化の発展を目的に活動している。
- インドを含む南アジアは、1990 年代までは経済発展が著しく、アジアNIEs(新興工業経済地域)と呼ばれていたが、2000 年代以降は経済が低迷し、東南アジアとの経済格差が拡大している。
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正答 4