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2023 特別区Ⅰ類(事務) ミクロ経済学 No.22

完全競争市場において、ある企業の短期の総費用関数が、
\(TC=X^{3}-6X^{2}+16X+32\)
\(TC\):総費用、\(X\):生産量
で示されるとき、この企業の操業停止点における価格として、妥当なのはどれか。

  1. 3
  2. 4
  3. 7
  4. 15
  5. 16

 

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正答 3

操業停止点は、平均可変費用曲線(AVC)の最下点にある。したがって、TCからAVCを求めてその最下点を求めればよい。
TCから固定費32を除いたのが可変費VCであり、それを生産量Xで割ったものがAVCである。
したがって、
\(AVC=\frac{X^3-6X^2+16X}{X}=X^{2}-6X+16\)
この関数の最下点が操業停止点であるから、微分して0とおくと
\(\frac{dAVC}{dX}=2X-6=0\)
\(X=3\)

これをAVCに代入すると
\(AVC=7\)
したがって、操業停止点における価格は7となる。

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公務員試験過去問研究
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