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2024 国家一般職 マクロ経済学 No.37

閉鎖経済のマクロ経済モデルを考える。消費関数、投資関数及び実質貨幣需要関数は、それぞれ以下のように与えられる。
\(C=100 +0.8(Y-T)\)
\(I =30 – r\)
\(L =1800 +8Y-10r\)
(\(C\):消費、\(Y\):国民所得、\(T\):租税、\(I\):投資、\(r\):利子率、\(L\):実質貨幣需要)
また、政府支出は100 で政府の予算が均衡しており、名目貨幣供給は600 である。
この経済における総需要曲線として最も妥当なのはどれか。ただし、\(P\) は物価水準とする。

1  \(P=\frac{60}{Y+30}\)

2 \(P=\frac{60}{Y+120}\)

3 \(P=\frac{100}{3Y+50}\)

4 \(P=\frac{4}{156-r}\)

5 \(P=\frac{12}{84-r}\)

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正答 1

\(Y=C+I+G\) にすべてを代入して
\(Y=100+0.8(Y-100)+30-r+100\)
\(0.2Y=150-r\)
\(r=150-0.2Y\)

貨幣市場の均衡より
\(\frac{600}{P}=1800+8Y-10r\) 
\(r\)を代入して
\(\frac{600}{P}=1800+8Y-10(150-0.2Y)\) 

\(\frac{600}{P}=300+10Y\)
\(P=\frac{60}{Y+30}\)

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公務員試験過去問研究
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