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2024 特別区Ⅰ類(事務) 教養 No.12

 寿司屋か焼肉屋のどちらかに行きたいA~Eの 5 人がいる。今、意見の調整を次のア~ウの順に実施し、最終的に 5 人全員が寿司屋に行く意見でまとまったとき、確実にいえるのはどれか。ただし、それぞれの意見の調整では、 3 回とも 3 人の中で意見の一致する 2 人の説得により、他の 1 人が意見を変えたものとする。


ア  1 回目は、A、B、Cで実施した。
イ  2 回目は、A、C、Dで実施した。
ウ  3 回目は、B、D、Eで実施した。


1 調整前は、寿司屋に行きたい者が 2 人、焼肉屋に行きたい者が 3 人であった。
2 調整前は、Bは焼肉屋に行きたい意見を持っていた。
3 調整前は、Cは焼肉屋に行きたい意見を持っていた。
4 調整の結果、Dは自分の意見を 2 回変えた。
5 Eの調整前の意見は、寿司屋であったか焼肉屋であったかはわからない。

 

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正答 1

3回目の調整に参加していないA,Cは2回目の調整の終了後においては寿司に行くという意見を持っていたはずである。したがって、2回目の調整の終了時には、A,C,Dは寿司に行くという意見である。
1回目の調整に参加した同意見であるA、Cが2回目の調整に参加しているので、2回目の調整は多数派であるA、Cの意見にまとまったはずである。2回目の調整の結果が寿司であったことより、2回目の調整前からA、Cの意見は寿司で、Dの意見は焼肉だったことになる。また1回目の調整の終了後にはA,B,Cの意見は寿司であった。

ここで、3回目の調整前にはBは寿司であり、Dも寿司であるので、題意よりEは焼肉という意見を持っていたことになる。

1回目の調整前にA、B、Cのうち、2人は寿司、1人は焼肉という意見を持っていたことは分かるが、誰がどの意見かというのは不明である。

以上のことから選択肢を検討すると

1 正しい。A,B,Cのうち1人と、D、Eが焼肉という意見を持っていた。

2 誤り。A,B,Cのうち1人は焼肉という意見を持っていたが、誰かは不明である。

3 誤り。A,B,Cのうち誰かは不明である。

4 誤り。Dは1回しか変えていない。

5 誤り。焼肉である。

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公務員試験過去問研究
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