次の文は、トービンのq理論に関する記述であるが、文中の空所A~ Cに該当する語句又は数式の組合せとして、妥当なのはどれか。
トービンが提唱したq理論は、q=( A )で定義され、qが1よりも大きい時は、投資が、( B )とした。
なお、( C )が存在するため、qは1から乖離する。
A B C
1 \(\frac{企業の市場価値}{資本ストックの再取得費}\) 行われる 加速度原理
2 \(\frac{企業の市場価値}{資本ストックの再取得費}\) 行われない 加速度原理
3 \(\frac{企業の市場価値}{資本ストックの再取得費}\) 行われる 調整費用
4 \(\frac{資本ストックの再取得費}{企業の市場価値}\) 行われない 加速度原理
5 \(\frac{資本ストックの再取得費}{企業の市場価値}\) 行われる 調整費用
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正答 3
q>1のとき投資が行われる。
トービンのqは調整費用が存在するため、企業は急激に投資を大きく増やすわけではなく、q=1となるように投資を行うわけではない。