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2024 国家一般職 民法(債権・親族・相続) No.30

養子縁組(特別養子縁組を除く。)に関するア~オの記述のうち、妥当なもののみを挙げているのはどれか。

ア.縁組の養親は、20 歳に達した者でなければならない。また、卑属が尊属を養子にすることはできないが、年少者が年長者を養子にすることはできる。

イ.配偶者のある者が未成年者を養子とするには、原則として、配偶者とともにしなければならないが、配偶者のある者が成年者を養子とするには、原則として、配偶者の同意を得れば単独ですることができる。

ウ.養子となる者が15 歳未満であるときは、その法定代理人が、これに代わって、縁組の承諾をするが、家庭裁判所の許可を得れば、この法定代理人の承諾は不要である。

エ.縁組により、養子と養親及びその血族との間に親族関係が発生し、他方、養子と実親及びその血族との親族関係は全て終了する。

オ.縁組の当事者の一方が死亡した後に生存当事者が離縁をしようとするときは、家庭裁判所の許可を得て、これをすることができる。

1.ア、ウ
2.ア、オ
3.イ、エ
4.イ、オ
5.ウ、エ

 

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正答 4

ア 誤り。年少者が年長者を養子にすることはできない。
イ 正しい。
ウ 誤り。未成年者を養子にするには、原則として家庭裁判所の許可が必要。養子が15歳未満の場合は、法定代理人が縁組の承諾をする。家庭裁判所の許可を得れば法定代理人の承諾が不要という規定はない。
エ 誤り。普通養子縁組の場合は、実の親との親子関係は存続する。
オ 正しい。

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