スポンサーリンク

2024 特別区Ⅰ類(事務) ミクロ経済学 No.25

 次の表はA国とB国においてブドウ酒と毛織物を 1 単位生産するのに必要な労働力の単位数をそれぞれ示したものである。リカードの比較生産費説に従って、A、B両国がそれぞれ比較優位を持つ商品に特化した場合、ブドウ酒と毛 織物の特化による両国合計での生産増加分の単位の組合せとして、妥当なのはどれか。ただし、特化前の生産量は、両国とも、ブドウ酒1単位、毛織物1単位であるものとする。

ブドウ酒    毛織物
1  0.125    0.2
2  0.2     0.125
3  2       2
4  2.125    2.2
5  2.2     2.125

 

PR 株式会社クレアール

模擬面接、面接カード・プレゼン対策も万全、特別区Ⅰ類合格に向け充実のサポート体制。

正答 2

表より判断してA国は毛織物に比較優位があり、B国はブドウ酒に比較優位がある。
A国がブドウ酒に用いていた45単位の労働力を毛織物の生産に移すと、45÷40=1.125の生産が増える。一方、B国は毛織物の生産をやめるので1単位の生産が減る。合計では、毛織物の生産は0.125増加することがわかる。
また、B国は毛織物の生産をやめ、ブドウ酒の生産に労働力を移すので60÷50=1.2のブドウ酒の生産が増える。A国ではブドウ酒の生産が1単位減るので合計では1.2-1=0.2の生産が増加する。

スポンサーリンク
島本昌和をフォローする
スポンサーリンク
公務員試験過去問研究
タイトルとURLをコピーしました