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2025 特別区Ⅰ類(事務) 財政学 No.32

公債の負担に関するA~Dの記述のうち、妥当なものを選んだ組合せ はどれか。

A スミスらの古典派は、公債発行によって民間貯蓄が不生産的な財政支出に転換するため、民間資本蓄積が阻害されて将来世代の生産力が減少し、また、将来世代に元利償還のための租税負担をもたらす結果、負担は将来世代に転嫁されるとした。

B ブキャナンは、現在世代においては、個人が自発的に公債を購入することは負担にはならないため、現在世代の負担はないが、将来世代においては、元利償還のための租税負担によって個人の効用や利用可能な資源が強制的に減少させられ、 負担は将来世代に転嫁されるとした。

C ハンセンやラーナーらのケインズ派は、租税による財源調達が民間貯蓄と民間消費をともに減少させるのに対し、公債による財源調達は民間貯蓄のみを減少させるため、租税による財源調達に比べて、公債による財源調達はより大きな民間投資の減少をもたらして将来所得を減少させ、負担は将来世代に転嫁されるとし た。

D バローは、現在世代においては、購入した公債を将来世代に売却して現在世代全体の生涯消費を一定に保つことができるため負担はないが、将来世代においては、元利償還のための租税負担によって公債を保有していない人々の消費が減少し、将来世代全体としての生涯消費も減少するため、負担は将来世代に転嫁され るとした。

1 A B
2 A C
3 A D
4 B C
5 B D

 

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正答 1

A 正しい。
B 正しい。
C 誤り。これは、モディリアーニの主張である。
D 誤り。これは、ボーエン=デービス=コップの主張である。

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公務員試験過去問研究
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